ペットが大人になってもストレス耐性は鍛えられる?

外で遊んでる子犬

ペットは幼少期からトレーニングしたり落ち着いた環境で育てることで、ストレス耐性を強めてあげることが可能です。
この点で大人になったペットはストレス耐性を鍛えることは可能ですが、性格も出来上がっていることもあり、簡単にはキャパシティを増やしていくことは難しいケースも少なくはないでしょう。
しかし地道に努力をしていくことで、道はひらけてくると考えられます。

大人になったペットに対しては、強く叱らないということをテーマにしてみると良いでしょう。
すっかり精神的な成長が終わっているので、いたずら心や興奮から問題行動を起こす可能性は低下しているはずです。
どちらかと言うとこれまでの暮らしの中で生じたトラウマを抱えていたり、ストレスを感じることが多かったために、過敏な性格になっているのかも知れません。

このために大人のペットは叱らないで、その状況に慣らす方法を考えて行くと、好転するケースもしばしばあります。
例えばバイクが怖いとか来客にトラウマを抱えているような場合は、おやつを与えたりおもちゃを使ったりして、「嫌な時間」から「楽しい時間」に考え方を変えていくよう、働きかけていくと良いでしょう。

ペットはちょっとしたきっかけで、ころりと考え方が変わってくることも珍しくはありません。
バイクの音や来客のチャイムには、ずっとストレスを感じていたけれど、飼い主がポジティブに振る舞うのを見て興奮や不安が解消される場合もありえます。
ポジティブに暮らしを楽しむことで、落ち着きが出てきたり、精神的な問題から生じている体調不良が軽減される場合もしばしばです。

このような慣らす方法にはおやつの他にも、たくさん褒めることや、運動や遊びでストレスを発散してあげることも有効です。
褒めることでペットには自信がつきますし、何をすればよいのかの指針にもなります。
散歩やジョギングはストレスを発散し、これによって無駄吠えや噛みつきといった問題行動がおさまることもあります。

上記のような取り組みは地道なものですが、一歩一歩をペットと一緒に歩んであげることで改善の道は見えてくるでしょう。
人間側は落ち着いてじっくりと取り組むことが大切です。
飼い主さんの方で悩みすぎたり、イライラしてしまうと良くありません。

どうしても改善の兆候が見えてこない時には、体調不良などによって根本的に体の方から精神的なストレスを生じている場合もあるので、視点を広げて獣医に相談してみるのも一手です。